注:下記の情報は古いバージョン(Ubuntu 8.xx)を対象としています。


夏はとにかく暑い。
PCを動かしてると特に暑く・熱くなる。
そんな時こそ省電力機能は欠かせない。

コンピュータは処理を行わないときでもCPUでは「待機せよ」という命令が実行されている。
この間もCPUは全力で動いている。
特に仕事も無いのにCPUを全力で動かしている、つまり無駄に電力を消費していることになる。
しかし最近のCPUには、仕事が少ない時は処理能力を下げる SpeedStep,EIST(Intel製CPUの場合)といった機能がある。
これによって、仕事が無いときにCPUは働きを弱める、つまり消費電力を抑えることができる。
処理能力(動作周波数)を下げる=消費電力を抑える=放熱量を少なくできる、ということ。

こんな前置きはどうでもよくって、
今回は ubuntu でEISTが働くかどうか確認してみた。

参考にしたサイト
・http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/798cpumhz.html
・http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/743hwmonitor.html
・http://katsutaka.jugem.jp/?eid=338

○CPUの現在の動作速度(周波数、クロック)を調べる
コンソール(端末)にて「cat /proc/cpuinfo」を実行する。
以下実行例

$ cat /proc/cpuinfo
processor	: 0
vendor_id	: GenuineIntel
cpu family	: 6
model		: 15
model name	: Intel(R) Core(TM)2 CPU         T5500  @ 1.66GHz
stepping	: 6
cpu MHz		: 1666.670
cache size	: 2048 KB
physical id	: 0
siblings	: 2
core id		: 0
cpu cores	: 2
fdiv_bug	: no
hlt_bug		: no
f00f_bug	: no
coma_bug	: no
fpu		: yes
fpu_exception	: yes
cpuid level	: 10
wp		: yes
flags		: fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36
 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm pbe nx lm constant_tsc arch_perfmon pebs bts
 pni monitor ds_cpl est tm2 ssse3 cx16 xtpr lahf_lm
bogomips	: 3328.93
clflush size	: 64

processor	: 1
vendor_id	: GenuineIntel
cpu family	: 6
model		: 15
model name	: Intel(R) Core(TM)2 CPU         T5500  @ 1.66GHz
~以下略~


今回の例では搭載CPUがデュアルコアなので、CPU情報が2つ出力された。
ここの例ではEIST(CPU省電力機能)は動作していない。

○CPUの温度やファンの回転数などを調べる
まずはlm_sensorsをインストール

$ sudo apt-get install lm-sensors


次にセンサーの検出・設定を行う

$ sudo sensors-detect
[sudo] password for :
# sensors-detect revision 5016 (2007-11-11 22:20:16 +0100)

~省略~

To load everything that is needed, add this to /etc/modules:

#----cut here----
# Chip drivers
coretemp
#----cut here----

Do you want to add these lines automatically? (yes/NO)
$


質問が出たらEnterキーで進める。
/etc/modules ファイルへの記述(設定)の追加は自動で行ってくれるので、特に作業する必要はない(上記最終行参照)

システムを再起動する。
そして端末にてコマンド「sensors」を実行。
以下実行例

$ sensors
coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0: +56.0°C (crit = +100.0°C)

coretemp-isa-0001
Adapter: ISA adapter
Core 1: +56.0°C (crit = +100.0°C)


マザーボードが対応していないのか、残念ながらファンの回転数までは表示されなかった。


○[本題] EIST(CPU省電力機能)を動作させる
注:Ubuntu 10.04では標準でEISTが有効になっているためこの操作は不要です。
標準状態ではどうやらEISTが有効になっていないようなので、以下手順のようにしてみた。
まず、ファイル /etc/modules に
p4-clockmod
と追記して保存。そしてシステムの再起動を行う。
それから、「Ubuntu Tweak」をインストールする。(インストール方法はコチラを参照)
Ubuntu Tweakを起動して、下図の箇所を設定する。(設定は即時反映されるみたい)


結果はこの通り

$ cat /proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : GenuineIntel
cpu family : 6
model : 15
model name : Intel(R) Core(TM)2 CPU T5500 @ 1.66GHz
stepping : 6
cpu MHz : 208.333
~省略~

processor : 1
vendor_id : GenuineIntel
cpu family : 6
model : 15
model name : Intel(R) Core(TM)2 CPU T5500 @ 1.66GHz
stepping : 6
cpu MHz : 208.333
~省略~


1660MHz → 208MHz へのクロックダウンという結果になった。
ちなみにWindows VistaではEISTを有効にしても 997MHz(60%) までしか周波数を落とせなかった(謎)
Ubuntuの情報が誤っているのか、それともVistaがおかしいだけなのか、そのあたりがよくわからんです。


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