5つのケースでベンチマークのスコアを比較してみることにする。
1.512MB (ELPIDA) (シングルチャンネル)
2.512MB (ELPIDA) x 512MB (ELPIDA) (デュアルチャンネル)
3.1024MB (Transcend) (シングルチャンネル)
4.1024MB (Transcend) x 512MB (ELPIDA) (非対称デュアルチャンネル※)
5.1024MB (Transcend) x 1024MB (Transcend) (デュアルチャンネル)

※Dual-channel asymmetric Mode
共通する部分だけデュアルチャンネルで動作し、残った片方の部分がシングルチャンネルで動作。フレックスモードとも言うらしい。
詳細は→ http://www.intel.co.jp/jp/support/motherboards/desktop/sb/CS-011965.htm

CPU-ZのMemoryタブ。左から1,2,3,4,5それぞれの場合での画面。


メモリ規格はすべてSODIMM DDR2 PC2-5300(667MHz)でそろえた。
チップセットはIntel 945GM Express
FSBは667MHzなので、FSB帯域幅は667M x 8 = 5.3GB/s
メモリ(帯域幅)は667MHzなのでシングルチャンネルで 5.3GB/s、
デュアルチャンネルで 10.6GB/s となる(理論上は。)

つまり、単純に考えればシングルチャンネルの時点でFSBの帯域幅をフルに使い切ってしまい、
デュアルチャンネルにしたところで大幅な速度アップは見込めないだろう。

ただし、今回のケースではビデオメモリがメインメモリと共有しているので、
FSB帯域幅以上のメモリ帯域幅を持っていても少しは速度向上が見られるのではないだろうか。その辺詳しいことはよく知らないが。


さて、実際の結果は以下の表のとおり。


注:ケース1のみVistaのAero機能無効


シングルチャンネルに比べデュアルチャンネルは、
メモリの読み書き速度が 15~20% ほど向上している。

また、マザーボード内蔵グラフィックがメインメモリを使っているためか、
ケース1を除いてシングルチャンネルとデュアルチャンネルで
グラフィック関係のスコア(GDI, D2D, OGL)にわずかながら差が出た。

ただ、予想よりもそれほど性能が変わってなかった。
FSBを知らなかった時は1.5倍くらいはスコアが伸びるだろうと思っていたが、これが実情。

ということで、結果は「デュアルチャンネルの効果は少しだけあった。

まあ945GMではメインメモリにノースブリッジ経由でアクセスしていることに加え、
CPU - ノースブリッジ間の転送速度(FSB帯域幅)が 667MHzということもあり、
当然の結果なのだろうか。

メモリコントローラを内蔵して直接接続するようになった最近のCPU+チップセットならもっと効果が大きいのかもしれない。


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