Image: Creative Sound Blaster Audigy 2 (SBAGY2)

Creative Sound Blaster Audigy 2シリーズについて。

Sound Blaster Audigy 2(SBAGY2, SB0240)
価格 11,800円
販売期間 2004年3月~2005年3月
対応機種 PC/AT互換機、Intel Pentium III以上
対応OS Windows 98SE, Me, 2000, XP(,Vista, 7)
機能概要 PCM録音/再生(最大96kHz/24bit/6.1ch)
Wave Table(64音(ハードウェア)+?音(ソフトウェア))
DirectSound3D対応
EAX 3.0対応(ドライバアップデートで4.0対応)
ASIO 2.0対応(48kHz/16bitのみ)
Dolby Digital EXデコーダー内蔵
入出力 マイク入力
ライン入力
CDオーディオ入力
デジタルCD入力
TAD端子
ミニジャック出力 3ch x 1 + 2ch x 2
S/PDIF(同軸ミニジャック)出力
IEEE1394ポート
付属品 サウンドカード
JOYSTICK/MIDIブラケット
デジタルCDオーディオケーブル
クイックスタートガイド
インストールCD(ユーザーズガイド、ハードウェア保証書を収録)
Audigy2機能デモCD

SB0240
2003年10月製造。Audigy 2 Digital Audio/Platinum(2002年10月発売)のサウンドカード単体パッケージ。
とは言ってもJOYSTICK/MIDIブラケットやCD・マニュアルは付属するので、Digital Audioとの大きな違いは光デジタル入出力の有無だけである。
DSPはEmu10k2系列にあたるCA0102。中央やや左にあるのがDAC(Cirrus Logic製CS4382、ダイナミックレンジ114dB)

パネルの端子は同軸デジタル出力、マイク入力、ライン入力、ライン出力x3、IEEE1284ポート。リアセンター出力を利用するには3番目のライン出力端子に別売の4極ミニプラグのケーブルを接続する。IEEE1394ポートはNOMAD Jukebox(クリエイティブ製のDAP)やDVカメラの接続が想定されていたが、ほとんどの人は使い道がなかったか利用方法すらわからずに放置したことだろう。

CA0102 - Emu10k1の改良版CA0100(開発コードはEmu10k2、約460万個のトランジスタを集積、処理能力は1,250MIPS)のマイナーチェンジ版。EAX 3.0にネイティブで対応。最大48kHz/16bit/64ch出力。サンプリングレートコンバーターは改良されDACの性能も向上しているが、DSPが48kHz/16bitしか扱えないのは相変わらず。
初代AudigyのCA0100、Audigy 2やAudigy 4に採用されたCA0102やCA0108、CA10300などはリビジョンの違いであり、大きな仕様変更はない。

JOYSTICK/MIDIブラケット(SB00701)
Image: Joystick/MIDI bracket(SB00701)
ジョイスティック入力とMIDI入出力の兼用端子。サウンドカード上のピンと接続する。古いマザーボードでゲームポートを内蔵している場合は、BIOS設定画面のオンボードデバイスの設定でそれを無効化しておく。

○JOYSTICK/MIDIポートについて

サウンドカードのD-Sub15ピン端子はジョイスティック端子とMIDIインターフェースを兼ねており、IBM PC互換アナログジョイスティックまたはMIDI機器を接続する

MIDI機器を接続するにはJOYSTICK-MIDIの分岐ケーブルが必要(型番:SB-MA)。海外では今でも新品のバルク品が数百円で購入できるが、日本国内ではあまり見かけない。
Image: JOYSTICK/MIDI Cable

ジョイスティックはD-Sub15ピン端子のものを用意する。かつてはマイクロソフトサンワサプライなどから販売されていたが、現在は中古品が少数出回るのみである。JOYSTICK-MIDIの分岐ケーブルは必須ではないので、MIDI入出力を使わないのであればJOYSTICK/MIDI端子に直接接続して使用できる。

ちなみにこの製品はWindows 98 SEに対応するSound Blasterシリーズ最後発のサウンドカード(ZSシリーズを最後とする見方もある)で、これよりも後に登場する製品はWindows Me以降の対応に限られている。2004年4月発売の外付けオーディオインターフェース「Sound Blaster Digital Music LX」はWin98SEに対応するが、EAXのハードウェア処理に対応していない。

*購入ガイド

  • 中古市場では1000円~3000円で出回っています。
  • Windows 98SEで利用するつもりであれば、必ずインストールディスクが付属する中古品を購入してください。クリエイティブのサイトにはドライバは公開されていません。Windows 2000, XPで利用する場合でも、インストールディスクがないとユーティリティ(EAXコンソール等)を利用できません。クリエイティブのサイトではドライバとオーディオコンソールのみがフルセットで公開されており、ユーティリティは全てアップデータとして公開されています。
  • クリエイティブのサイトにはAudigy 2 Value Digital Audioのマニュアルしか公開されていません。コネクタ周りでいくつか異なる部分があります。
  • Vista、7用ドライバを入手できます。現在はサポートが終了しており、Windows 8への対応予定はないようです。
Sound Blaster Audigy 2 ZS Digital Audio(SBAGY2ZDA, SB0350)
価格 18,800円
販売期間 2003年8月~2006年3月
対応機種 PC/AT互換機、Intel Pentium III以上
対応OS Windows 98SE, Me, 2000, XP(,Vista, 7)
機能概要 PCM録音/再生(最大96kHz/24bit/7.1ch)
Wave Table(64音(ハードウェア)+?音(ソフトウェア))
DirectSound3D対応
EAX 3.0対応(ドライバアップデートで4.0対応)
ASIO 2.0対応(48kHz/16bitのみ)
Dolby Digital EXデコーダー内蔵
DTS-ESデコーダー内蔵
入出力 マイク入力
ライン入力
CDオーディオ入力
デジタルCD入力
TAD端子
ミニジャック出力 3ch x 2 + 2ch x 1
S/PDIF(同軸ミニジャック)出力
IEEE1394ポート
付属品 サウンドカード
光デジタルI/Oカード
光デジタルI/Oカード接続用ケーブル
JOYSTICK/MIDIブラケット
デジタルCDオーディオケーブル
クイックスタートガイド
インストールCD(ユーザーズガイド、ハードウェア保証書を収録)
DVDオーディオサンプルディスク
Audigy 2 ZS 機能デモCD
ゲームCD
備考 付属の光デジタルI/OカードでS/PDIF(光)入出力が可能になる。


2003年6月製造。
主要構成部品はほとんどAudigy 2と同じ。見てわかる大きな違いは、端子が金メッキになっていることとチップ抵抗が小さくなって電子部品の配置に少し余裕が見られること。ミニジャック出力が1ch増えているのだが、これはよく見比べないとわからない程度の違い。

光デジタルI/Oカード(SB0001)
Optical S/PDIF add-on card(SB0001)
ちなみにAD_EXT端子とSPDIF_IO端子のピン割り当てはこちらに載っています。

Audigy 2と比べてS/N比が少し向上したとのことですが、私が聞き比べた限りでは大きな違いはわかりませんでした。Audigy 2自体アナログ出力の音量が大きめですがZSはさらに一段階音量が大きくなっていて、ヘッドホンならまだしもイヤホン直挿しで聞くことはより困難になっています。

Xonar Essenceと比べると、S/N比、分解能、空間表現力、音場の広がりなど、あらゆる面で音質はこちらのほうが劣っています。ただZS自体もそれなりに高音質な音を奏でてくれるので、安物のスピーカーやヘッドホンで聞き比べたらその違いはわからないかもしれません。
Xonarがダイナミックな変化が少ないモニター志向な表現(ただしZSほどではないが少し低音寄り)であるのに対し、ZSはうまく味付けがされています。ベースなどの低音とボーカルやシンセリードなどの中高音がよく出ていて、個人的には好きな傾向です。まあこれについてはXonarではオペアンプの交換である程度音の傾向を変えられますし、音の好みは人それぞれですから、どちらがよい・悪いと断言できることではありません。

ZSの魅力は豊富な入出力系統と付加機能でしょう。アナログ・デジタルとも豊富な入出力系統、また古いPCゲームではお馴染みのIBM互換ゲームポートを備え、様々なニーズに応えてくれます。Dolby Digital EXやDTS-ES、DirectSoundやEAX 4.0 HDのハードウェア処理のサポートは映画鑑賞やゲームなどに有効です。
旧来のSound Blasterシリーズ共通の特徴で、付属のソフトウェア・ツールが豊富なのは相変わらずですが、場合によっては一度も使う機会が無いものがあり、それを取捨選択できないのがマイナス点です。
これらを考慮に入れるとZSの評価はその人の使い方や音の好みによって変わってくるでしょう。

Audigy 2 ZS DAのマニュアルとWindows 98SE/Me用デバイスドライバーは→こちらに置いてあります。

○各設定アプリケーションのスクリーンショット

Creative AudioHQ

AudioHQ デバイスコントロール

AudioHQ EAXコントロール

Creative Diagnostics

Creative Surround Mixer

Creative スピーカーキャリブレーター

EAX コンソール

SoundFont バンクマネージャー

THX セットアップコンソール

オーディオコンソール

グラフィック イコライザ

スピーカー設定

Audigy 2シリーズの製品一覧

02年10月 Audigyシリーズ2世代目
SB Audigy 2 Platinum 29,800円 +フロントアクセスユニット
SB Audigy 2 Digital Audio 18,800円 +光デジタルI/Oカード
03年1月
SB Audigy 2 Platinum eX 38,800円 アナログ入力部をフロントパネルに移動。ASIO2.0の96kHz/24bit対応。
03年8月 3世代目、7.1chアナログ出力に対応した新シリーズ。従来のAudigy 2はZSシリーズの下位モデルとなる。
SB Audigy 2 ZS Platinum Pro 34,800円 +ブレイクアウトボックス、ASIO2.0(96kHz/24bit)
SB Audigy 2 ZS Platinum 27,800円 +フロントアクセスユニット
SB Audigy 2 ZS Digital Audio 18,800円 +光デジタルI/Oカード
03年9月
SB Audigy 2 NX オープン USBオーディオユニット
04年3月
SB Audigy 2(SBAGY2) 11,800円 SB Audigy 2 DAから光デジタルI/Oカードを除いたパッケージ。
入出力端子を金メッキからプラスチックに変更。
04年8月
SB Audigy 2 Value Digital Audio 9,380円 SBAGY2からIEEE1394ポート、JOYSTICK/MIDIポートを削除。
光デジタルI/Oモジュールを追加。Win98非対応、WinMe対応最終製品。

○更新履歴

  • 2013/04/22
  • 2012/06/21 体裁調整とSBAGY2の情報追加。
  • 2011/08/15 元記事をサウンドボードごとに分割。ついでにHTMLソース整形。
  • 2010/09/16 作成

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