Image: Windows Virtual PCにPC DOS 2000を導入

PC DOS 2000日本語版はPC DOS J7.00C/Vに英語モードでのユーロ通貨記号サポートを加えただけなので、扱いはPC DOS J7.0/Vとほぼ同じです。
さらに古いバージョンのDOSについてはこちらも参考にして下さい。
Windows Virtual PCにDOSをインストールする

○PC DOS 2000製品一覧(日本国内で発売された製品のみ)

製品名 Part No. 価格(円) 販売開始日 販売終了日
PC DOS 2000 英語版 CD-ROM 04L5567 9,800 1998年7月 販売中?
PC DOS 2000 英語版 ディスケット 04L5596 9,800 1998年7月 2005年11月
PC DOS 2000 日本語版 CD-ROM 04L5581 9,800 1998年7月 販売中(Amazon)
PC DOS 2000 日本語版 ディスケット 04L5610 9,800 1998年7月 2005年11月
PC DOS 2000 1インストール 04L6722 8,400 1998年7月 販売中?

PC DOS日本語版はSWITCHコマンドで英語版相当のモードに切り替えられるため、あえて英語版を購入するメリットはあまりありません。
製品についての詳しい情報はこちらこちらを参照して下さい。販売状況はこちらに掲載されています。

製品紹介ページに掲載されていますが、「PC DOS 2000 CD-ROM版では、そのままの状態からの導入はできません。現在ご使用中のシステムでDOSからCD-ROMドライブが利用可能になっていることが必要です。あるいは、CD-ROMからセットアップ・ディスクを作成してディスケットからインストールすることも可能です。」ということです。まっさらなPCにCD-ROM版のDOSをインストールするにはひと工夫が必要です。

○PC DOS 2000 日本語版 関連資料

資料名称 資料番号 入手手段
PC DOS 2000 日本語版 ユーザーズ・ガイド SB88-5602-01 付属
PC DOS J7.0/V コマンド解説書およびメッセージ集 SB88-5603 収録(*1)
PC DOS J7.0/V REXXご使用の手引きと解説書 SB88-5601 収録(*1)
PC DOS J7.0/V キーボードおよびコード・ページ SB88-5604 別売
PC DOS J7.0/V 技術解説書 GG88-5500 別売(*2,3)
PC DOS J6.1/V BIOSインターフェース技術解説書 SC88-3054 別売(*2,3)
PC DOS J6.1/V マウス・インターフェース技術解説書 SC88-3055 別売(*3)
PC DOS J6.1/V 入力支援サブシステム(IAS)バージョン2.4 技術解説書 SC88-3056 別売
IBM DOS/V Extension V2.0 ユーザーズ・ガイド SC88-3099 別売(*2)
  1. PC DOS J7.0/V(2000)にオンラインマニュアルとして収録されており、VIEWコマンドで閲覧できます。
  2. PC DOS J7.0/VのCD-ROM版にオンラインマニュアルとして収録されており、VIEWコマンドで閲覧できます。
  3. これらの内容の一部はOADGテクニカルリファレンス(無償でダウンロード入手できます)に含まれています。

○PC DOS 2000 日本語版の記憶媒体について

PC DOS 2000 日本語版は3.5インチディスケットまたはCD-ROMによって提供されます。

ディスケット版は新規インストール、および上書きインストールができます。ディスケットは全部で11枚あり、1枚目のディスケットからDOSを起動できます。

CD-ROM版はブータブルでないため、CD-ROMからはDOSやセットアッププログラムは自動で起動しません。CD-ROMに収録されているMAKEDISKコマンドからセットアップディスケットを作成できますが、結局そのためにCDドライブが使えるDOS環境を用意する必要があります。
CD-ROMには、DOS7VディレクトリーにPC DOSのセットアップに使用される圧縮ファイル、DOSFILESディレクトリーにPC DOSの完全なファイル、IMAGESディレクトリーにMAKEDISKプログラムで使用されるセットアップディスケットのイメージ、WIN31CSDディレクトリーにIBM版日本語MS-Windows V3.1のCSD 3.10Fが収録されています。

○Windows 7のWindows Virtual PCへの導入手順

1. まだWindows Virtual PC(KB958559)をインストールしていない場合はここからダウンロードしてインストールします。

2.スタートメニューからWindows Virtual PCを開き、「仮想マシンの作成」ボタンをクリックします。

3. 仮想マシンの名前を適当に決めます。

4. メインメモリの容量を決めます。

PC DOS 2000標準のメモリ管理ドライバー(EMM386)で使えるメモリは最大64MBです。市販のメモリ管理ソフトQEMM Ver.7.5以降では最大256MBまで使用できます。それ以上のメモリーを搭載しても動作はしますが意味がありません。

5. 仮想ハードディスクの追加 では「詳細オプションを使用して仮想ハードディスクを作成する」を選択します。

6. 「容量可変」を選びます。

7. 仮想ハードディスクの名前と場所は変える必要はありません。サイズの上限を2047MB以下の数値で指定します。

8. 作成した仮想マシンを起動してすぐにDeleteキーを押しておきます。
まもなくBIOS設定画面もどきが表示されるので、起動デバイス優先順位の設定で「Floppy Drive」を1番目に設定します。
この設定をしないとディスケットを挿入していても「Missing operating system」という表示で止まってしまいます。

9. 拙作のVPCFloppyをダウンロード・展開します。中にあるVPCFloppy.ps1を右クリックして「PowerShellで実行」をクリックします。
(※初期設定ではシェルスクリプトが実行できないようになっているので、Set-ExecutionPolicyコマンドで実行ポリシーの設定を変更しておいてください。)

10. 仮想マシンを選択します。
ディスケットドライブを搭載している場合は[A]キーまたは[B]キーを押して、DOSのセットアップディスケットをドライブに挿入します。
ディスケットドライブを搭載していない場合は、あらかじめドライブを搭載するシステムでセットアップディスケットのディスクイメージを作成しておき、この画面では[Enter]キーを押して作成したイメージファイルを選択します。ディスクイメージの作成方法はこちらを参考にしてください。

接続中の表示が出ていればOK。この時PowerShellの画面は閉じないでそのままにしておきます。

11. 仮想マシンを再起動するとDOSが起動した後、セットアッププログラムが自動で起動します。

12. あとは実機でのインストール手順と同じです。インストール方法はマニュアルを参照。





ディスクイメージからインストールする場合には、ディスクの入れ替えは先ほど残しておいたPowerShellの画面で別のイメージファイルを接続します。

12. インストール完了

通常起動

VZ Editor for DOS/V (販売は(株)ビレッジセンター。現在は入手不可。)
VZ Editor for DOS/V

MicroEMACS DOS/V対応版 (たぶん現在は入手不可。)
MicroEMACS

FD + DISPV(DISPVC.EXE、106桁x40行、640x480) + FONTX($FONTX.SYS) + 「要町」(12ドット漢字フォント)
FD

Eエディター + DSPXVBE(DSPXVBE.EXE、100桁x33行、800x600)
PC DOS E Editor

Virtual PCではDISPV、DSPXVBE、DSPXVGAなどのドライバを使ったV-Text(Hi-Text)も問題なく動作します。
V-Textの導入方法についてはV-Textを利用した24ドットフォント拡張画面表示[DOS]を参考にして下さい。

仮想環境 評価要約

項目 評価 コメント
OSの入手性 FD版は絶版のため入手困難。CD版は販売中。
仮想マシン作成 ハードディスク最大容量の設定が必要。
OS導入の難易度(VM) Virtual PC標準ではフロッピーディスクを扱えない。
OS扱いの難易度(OS) × DOSのインストールが必要。DOSに関する知識も必要。
デバイスドライバ認識 -  
ファイル移動の手軽さ ディスクの管理(MMC)でHDイメージを編集可能
マウスの操作性 × ゲスト・ホスト操作切替は手動。ペンタブは操作に難あり。
ネットワーク(LAN) × DOSにネットワーク機能を組み込むこと自体が難しい。
2Dグラフィック DOS/Vの表示環境としては良好。IBM PCとしての表示互換性は未チェック。
3Dグラフィック(DirectX) -  
サウンド(PCM)出力 ?  
MIDI再生 ソフトMIDI再生のみ。FM音源(OPL)の再現度は微妙。
CD-DA再生 ×  

○関連リンク

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