Image: LHA(LZH書庫管理ユーティリティー)の使い方 [DOS]

DOS上におけるLHA(LZH形式の圧縮ファイルを作成または展開するソフトウェア)の使い方。

○LHAを入手する

LHAはVectorサイトから入手可能。なお、Vectorサイトに上がっているLHAはVersion 2.55だが、DOSソフトや雑誌の付録FDなどによく添付されているLHAはVersion 2.13(安定版)であることが多い。

○LHAを展開してパスを設定する

LHA255.EXEは自己展開形式になっていて、実行するとそれに含まれているファイルがカレントディレクトリに展開されるようになっている。適当な場所にディレクトリを作って、そこにLHAの実行ファイルを展開する。
例えば「A:\LHA255.EXE」を「C:\LHA」に展開したい場合は次のように実行する。

C:\> MD LHA
C:\> CD LHA
C:\LHA> A:\LHA255

次に、DOSの探索パスを設定する。システムドライブのルートディレクトリにあるAUTOEXEC.BATをテキストエディタで開いて、「PATH C:\DOS」の後ろに「;C:\LHA」を加える。
例えば、EDLINを使って編集する場合は次のようにする。

C:\> EDLIN \AUTOEXEC.BAT
ファイルを終わりまで読み込みました.
*L
1:*@ECHO OFF
2: SET SYS=C:
3: SET COMSPEC=C:\DOS\COMMAND.COM
4: PROMPT $P$G
5: PATH C:\WINDOWS;C:\DOS
6: SET TEMP=C:\DOS
7: LH KEYB.COM JP,932,C:\DOS\KEYBOARD.SYS
*5
5:*PATH C:\WINDOWS;C:\DOS
5:*PATH C:\WINDOWS;C:\DOS;C:\LHA
*E

AUTOEXEC.BATを書き換えたらシステムをリセットする。これにより、カレントディレクトリがどこであってもLHAを実行できる。

○LZHファイルを展開する

LHAコマンドの基本的な書式は、

LHA [命令] [オプション] [LZHファイル] [ファイルパスなど]

というようになっている。例えば次のように実行すると、カレントディレクトリにある「TEST.LZH」というLZHファイルの中身をカレントディレクトリに展開する。

C:\> LHA X TEST.LZH

「X」はディレクトリ付で展開を行うコマンドを意味する。「E」もまたファイルを展開するコマンドだが、オプション(-rx)を指定しないとディレクトリを無視してファイルが展開される。
LZHファイル名の拡張子(.LZH)は省略可能。

「C:\TEST.LZH」というLZHファイルの中身を「C:\TEST」に展開したい場合は次のようにする。

C:\> LHA X TEST.LZH C:\TEST\

LHAに指定するディレクトリパスは最後に「\」を付ける必要がある。これはDOSコマンドの書式とは異なる仕様なので注意。

または、C:\TESTをカレントディレクトリにして展開する。この方法の場合、C:\TESTディレクトリが存在しなければ自分でMDコマンドを使って作る。

C:\> MD TEST
C:\> CD TEST
C:\TEST> LHA X \TEST.LZH

○ファイルを圧縮する

カレントディレクトリに存在する拡張子が「DOC」になっている全てのファイルを「TEST.LZH」に圧縮するには次のように実行する。

C:\> LHA A TEST.LZH *.DOC

「C:\TEST」ディレクトリ下のサブディレクトリを含む全てのファイルを圧縮する場合は次のようにする。

C:\> LHA A -rx TEST.LZH C:\TEST\

既に指定したLZHファイルが存在する場合は、それにファイルが追加される。ファイルを作り直したい場合は一度それをDELコマンドなどで削除する必要がある。


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