以前Fast Boot機能を使う [UEFI+Win8]の記事を書いた時点でFast Bootの効果を計測していたのですが、メモった紙を捨ててしまい、そのまま放置していました。
つい最近までRadeon HD7850に3つのディスプレイを繋いでいたところ、DisplayPort-HDMI変換アダプターが壊れたため、1ボード3画面出力はあきらめて、マザーボードの出力に繋いでIntel HD GraphicsとRadeon HD7850のデュアル構成に。この機会にせっかくなのでFast Bootを有効にして、その効果を調べてみました。

○環境・設定が他の機種に比べて特に異なる点

  • Windowsのシステム用にSSD、データ用にHDDの両方を繋いでいる。
  • 物理メモリが32GBもあるため、仮想メモリ(ページファイル)は1GBに固定。
  • 休止状態・高速スタートアップは無効。

○FastBootの効果

試行条件 POST Windows起動 合計
FastBoot無効/電源オン 14秒 8秒 22秒
FastBoot無効/再起動 8秒 8秒 16秒
FastBoot有効/電源オン 14秒 8秒 22秒
FastBoot有効/再起動 3秒 7秒 10秒

「POST」は電源を入れてからPOST(電源投入時自己診断)を経てWindowsの起動処理が始まるまでの時間。「Windows起動」はWindowsの起動処理が始まってからサインイン画面が表示されるまでの時間。

電源オン時はHDDのスピンアップでハードウェア検出にウェイトが掛かるためか、FastBootを有効にした効果は得られませんでした。再起動時はHDDのスピンアップ待ちがないためか、FastBootを有効にすると無効時に比べて6秒ほど起動が速くなりました。SSDオンリーのシステムなら電源オン時もFastBootの効果を得られるかもしれませんが、デスクトップ機(自作PC)では使用用途を考えるとなかなかそういうわけにはいかないでしょう。

ちなみに今まで触った中でWindowsの起動が一番速かった機種はNEC GL2062/JW(→Lavie G タイプX)というノートPCで、電源オンからWindows 8のスタート画面が表示されるまでおよそ5秒以内。ほとんどのPCにおけるスタンバイからの復帰と同等かそれよりも速くて、驚きました。FastBootの真価はモバイルPCでこそ発揮されるべきでしょう。


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