Image: ADVRPG『君が呼ぶ、メギドの丘で』(Leaf/2008年) クリアレビュー

2008年にLeafよりリリースされたアドベンチャーRPG『君が呼ぶ、メギドの丘で』を取り上げてみる。このゲームは以前取り上げた『闘神都市2』以上にやり込んだものの、それから1年経っているので、ちょっと記憶があやふや。

ゲーム内容は3DのアドベンチャーRPG+ストーリーに一部Hシーン(2D CGのみ)という形式の18禁ゲーム。ストーリー分岐はなし。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。Windows 7/8だとまれに突然フリーズ・強制終了するので、こまめにセーブすることをすすめる。高画質設定でプレイするには現在のミドルローエンド以上のビデオカードに相当するグラフィック性能が必要。標準設定ならIntel HD GraphicsでもOK。(→ベンチマークテスト megiddobench101.zip)

Leafの中ではマイナーな作品。当時のゲーマガ(ゲーム総合情報誌)で本作を知って購入した。

※以下、若干のネタバレを含みます。

○ スクリーンショット

タイトル画面

フィールド・ダンジョン探索パート。古典的な3D AVGRPGと同様のランダムエンカウント方式。マップはそれほど複雑ではないが、かなり広く感じる。

戦闘画面。1回の戦闘で敵は最大6体まで出現する。

もちろん、キャラクターが持つスキルにそれぞれ固有の戦闘アクション・モーションがある。

キャラクターのステータスカスタマイズについて。

装備は武器、リング(ステータス向上)、その他アクセサリ(耐火炎上昇や毎ターン回復など特殊効果)の3種類を1つずつ装備できる。

スキルライン。戦闘に勝利するとスキルポイントを獲得する。これを各スキルに振り分けることでスキルの威力や範囲などを強化できる。ただし、強化するとスキルの消費HP/MPが増加するので、ステータスとのバランスを考える必要がある。

ボーナスポイント。レベルアップすると各ステータス値が上昇するが、その時獲得したボーナスポイント分だけ攻撃力、精神力、防御力、素早さのいずれかのステータス値をさらに上げることができる。

武器改造。戦闘に勝利することで獲得する素材アイテムを使って武器を改造することができる。各素材にはランクとステータス変動率が決められていて、その組み合わせにより武器のステータスが増減する。

現在の武器と同じランクの素材を使うと、武器の種類はそのままで素材に応じてステータスが強化される。強化は繰り返し行うことができるが、強化で上がる分には上限がある。

ストーリー会話パート。

「ぶん殴る」という攻撃なのにモーションはコテンと叩く感じで優しめ。そりゃ相手が女の子だものwa(←「チョップ」のモーションだった。)

BOSS vs アバドン。本作で最もモンスターらしい敵。下は画像なのでわかりにくいが、ゲーム中ではうねうね動いて実に気持ち悪い。

3Dグラフィック・オブジェクトは結構良くできている。スタッフの人数や開発期間を考えれば、十分よくやったと言える。

なにげなく置かれた一つ一つのオブジェクトが、よく見れば安直・単純なデザインでなかったりする。

☆ 作品をクリアしての感想 [No.7]

最初は終着点の見えない2人の旅で始まり、ストーリーが進むにつれていろんな人物・勢力が出てきて、地下の遺跡の最深部に着いたときには少し感動し、これはすごい壮大な話になったなぁと思った。でも終わってみると結構あっという間だった。先に挙げたようなカスタマイズシステムもなかなかいいと思った。装備品はその強さについてそれほど種類は多くないが、その分適材適所を考える必要があり、戦略性を高める面ではいい制限だった。後半になると特にボス戦の場合は攻撃パターンが固定されてきてしまうので、ため攻撃のようにこちらから揺さぶりをかける要素があってもいいと思った。ノーヒント・自力でじっくり時間をかけて攻略したので、クリアまでに計100時間程度かかった。

ストーリー展開は非常に良かったんだけど、もう少しサブキャラに見せ場があればいいと思った。面白く壮大なストーリーを作る下地はあるのにそれをゲームで十分に膨らまし切れていないというか、もったいないというか。良く言えば、もっとボリュームを増やせば一般向けコンシューマゲームとしても十分通用するものだった。エンディングについては若干腑に落ちない。ここでこそ仲間が参戦する場面だろうと思ったのは自分だけではないはず。でも、バディとマスターの生い立ちがわかったということで妥協した。エンディングを除けば、本当にとてもいい作品だった。(2012/08/28完了)

君が呼ぶ、メギドの丘で 初回版
リーフ
リーフ

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