Image: 141017 俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル [1]麻奈実・黒猫ルート

2012年に発売されたPSP用ADV『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない』をプレイ。ライトノベル 電撃文庫『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』が原作の妹シチュエーションアドベンチャーゲーム。

前にゲームの話題を出してから2週間空いていますが、最近ゲームをやっていないかというとそんなことはなく、むしろいろいろ手を出しすぎて区切りが付きませんでした。相変わらず新作ソフトにお金を回せられずにいますが。ネプUも順調に進んでいるのでまた書いとかないと。まあこの話は置いといて。

これまでアニメのタイアップものゲームはやったことがなく、興味もありませんでした。(よく思い返せば妹にミルモでポンをやらされたことがありましたが、遠い昔の話。)ところが、某動画チャットサイトでたまたま見た俺妹1期一挙放送で「ゲームでは加奈子が随一の良妻」という何気ない一つのコメントが気になってしまい、手を出してしまったわけです。

どんなゲーム?(ゲーム紹介)

キャラクターとの会話を楽しむアドベンチャーゲームです。システムは恋愛シミュレーションにあるような会話・行動選択方式ではありません。シナリオを読み進めていくとそこで得た話題や思い出が「レコード」として蓄積されていきます。後にここぞという場面でレコードを使うかスルーするか提案され、その選択によって後のストーリーや好感度が変わります。その分岐点に到達した時点で必要なレコードを持っていないと選択肢は出ずにスルーします。

Image: 俺妹ポータブル 桐乃

もう一つの特徴としてツーショット会話というのがあります。ツーショットが始まるとリアルタイムでキャラクターの表情が表示されます。相手の発言に対してツッコミが提案されるので、表情を見ながらそのツッコミを入れるか流すか判断します。うまくいけば好感度が上がってその後の反応が変わり、場合によってはイベントが発生します。ツッコミを入れることがプラスに働くとは限りません。

Image: 俺妹ポータブル あやせ ツーショット会話

Image: 俺妹ポータブル あやせ ツーショット会話

Image: 俺妹ポータブル あやせ 水着CG

ストーリーは主に前半の共通ルートと後半の個別ルートに分かれ、それぞれ途中でシナリオが分岐したり合流したりします。エンディングはキャラ別に複数存在します。一度通ったルートはフローチャートに記録され、それを見ることで分岐点を知ることができます。ただし分岐条件は示されません。

ストーリーあらすじ

原作は読んだことがないのでわかりませんが、アニメの『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』1期のトゥルーエンドが終わったところから始まります。2期は見ていなくても問題ありません。

ディスクは2枚組。Disc 1は旧作『俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル』のリファイン。Disc 2は今作の新コンテンツ『俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブルが続くわけがない』が収録されています。旧作をやっていない人はこれ1本で新作・旧作同時に入手できるということです。

初見プレイの感想(愚痴)

まず、ラベルがDisc1のUMDを入れたら中身はDisc2だったことにビックリ。どうやらこの製造個体の問題ではなくマスター時点でのミスのようですね。量産ロットでこんな致命的なミスするかね。

ストーリーは主人公 京介 目線で京介の語りでシナリオが進みます。語りにもボイスが入っているのでまさしくフルボイスです。これは録るの大変だったろうなあ。

ツーショット会話はLive2Dという技術でキャラクター立ち画の表情がなめらかに動きます。これいいですねー。セリフだけではわからない微妙な感情表現がここにあります。総じてみんな口下手なので、表情から感情を読み取ることはゲーム攻略上とても大切です。

個別ルート分岐前まではやり尽くしました。加奈子狙いでこのゲームを買ったのに、そもそも共通パートで出てこないじゃねーか(がっかり)。加奈子は仕方なく諦めるとして、ユーザーの一番人気はあやせでしょう。ただ自分としてはヒロインに甲乙付けがたいので、ここは順番に正ヒロインの桐乃から攻略しようと思いました。

で、桐乃狙いでやってみましたが、初回は残念ルートに突入。おや、このゲーム難しいぞ。どこにフラグが立つトリガーがあるのか、さっぱりわからん。

結局ルート突入が一番簡単そうな麻奈実ルートから攻略することにしました。

麻奈実ルート

※この先重大なネタバレがあります

麻奈実は京介に恋人関係になろうと宣言する。しかし、これまで長かった幼なじみの関係を変えようと恋人関係について変に意識するあまり、お互いぎこちなくなってしまう。結局、恋人であることを意識するのはやめて、幼なじみの関係の延長線上でお互い少しずつ仲を深めていこうということで合意する。

お互いが変に意識するあまりギクシャクして、それまで仲睦まじい関係であったことから現在の状況に悪い方向で違和感を感じてしまいます。典型的ラノベ・ギャルゲーだとそれが初々しくも徐々に仲が深まっていくパターンなのですが、ここでは京介の気持ちに整理が付いていないあまりに、元の関係の方が居心地がいいと考えるようになってしまいます。そこは男が引っ張れよと思うのですが、彼が不器用なのでどうしようもないですねー。俺妹だからこそあり得る珍しいストーリー展開でした。いやあ、ちょっぴり苦いとはこういうことか。

端折ってしまいましたが麻奈実といちゃいちゃするパートも少しあります。ただギクシャクが先行してあまり楽しむ間がないです。結局EDまでデートしてませんからねー。純粋にいちゃラブを楽しむ話ではありませんでしたが、甘みと苦みのバランスに悶々とさせられるところは、このゲームでこそ味わえるものだと思いました。

黒猫ルート

京介のひょんな一言をきっかけに干渉を拒絶する黒猫。黒猫が何らかの厄介事を独りで抱え込んでいると気付いた京介は手伝いを申し出るが、なかなか手伝わせてもらえない。粘って説得して黒猫がコミケの作品制作に苦戦していることを知るが、なお干渉を許されず。ある日京介の目の前で黒猫が倒れ、看病の後ようやく手伝いの申し出が受け入れられる。

このルートも結構モヤッとしますね。ひょんなきっかけが絶対的な溝になってしまい、それがなかなか埋まらない。京介と黒猫がほんの一言交わせばスッと解決する問題なのに。

いちゃいちゃパートがなかったのが残念。まあ、あの共同作業がいちゃいちゃに入るとしても、京介の煮え切らない態度が目に付きますが、それぞれがとんでもなく不器用なので仕方ないということも一理あるでしょう。

麻奈実ルートも黒猫ルートもまだ開拓していないルートや見ていないEDが残っています。やっぱりどこにフラグのトリガーがあるのかわからん。ツーショット会話も適当にやって簡単にできるものじゃありません。自力でシーン・CGコンプは難しいかもしれません。

初見プレイの感想(愚痴) の続き

共通パートはアニメ1期の流れをくむ感じでほのぼのしていて、安心してみていられますね。個別パートは全体的に雰囲気が暗いというか、モヤが掛かっているというか。ギャルゲーでいちゃいちゃ空間に慣れている自分としては、いちゃいちゃ成分が物足りなくてモヤッとしました。もっと落差にメリハリを付けてデートシーンをいれた方がよかったのではと。もしそのシーンを飛ばしていたとしたら自分が恥ずかしいです。アニメを見ていない人には重大なネタバレですが、2期で京介があやせを振る回だけ見てそれが強烈に印象に残っているので、それに比べればこの程度では驚嘆するところはありませんね。

システムもシナリオ展開も自分にとっては新鮮だったので、それなりに楽しめたと思います。でもこれを俺妹のファンディスクとして見るなら不満が残ります。長々と書いてしまいましたが、こんなところです。

Image: 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない PSP the Best 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない PSP the Best
バンダイナムコゲームス
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