Image: PC DOS 3.3をDOS/V(日本語)化する No.1

IBM PC DOS 3.3英語版をDOS/V(日本語)化してみた。そんなことをして何の意味があるのかと言われれば、特に意味はないw 今回は日本語を表示するところまで。

用意した市販ソフトウェア

  • PC DOS 3.3 - 正式名称はDisk Operating System Version 3.30ですが、ここではPC DOS 3.3とします。日本ではレアですが、海外ではそれなりの数が出回っているようで、今でもebayで送料込み$50ほどで入手できます。
  • QEMM 8.0J - 日本語フォントドライバーを使用するにはXMSメモリーが必要ですが、DOS 3.3にはメモリマネージャーがないので、他から持ってくる必要があります。QEMMは市販のメモリマネージャーソフトです。QEMM日本語版はまあレアと言えばレアですが、今となっては需要がないので希少価値はないでしょう。運がよければ中古で格安で入手できます。ちょっと探せば海外サイトに英語版QEMMのファイルが置いてありますが、ライセンス的にはNGでしょう。
  • VZ Editor - DOS/Vユーザーには定番のテキストエディター。なくてもJEDなどのフリーソフトで代用できます。

用意したフリーソフト

  • FONTN - フォントドライバー
  • CHEJ - 日本語環境設定用
  • DSPVV - ディスプレイドライバー

仮想マシンの設定

今回はVMware Playerで仮想マシンを組んだ。メモリは12MB、ハードディスクは100MBにした。

DOSをインストールする

Startup/Operating DiskをセットするとDOSが立ち上がったが、セットアッププログラムが起動しない。DOSのマニュアルは持っているが、押し入れの奥にしまってあるので取り出すのが面倒。過去にDOS3.3をインストールしたときにスクリーンショットを撮っていたので、それを探して見たら、方法を思い出した。

DOS3.3付属のFDISKコマンドでは領域あたりのサイズが最大32MBまでしか指定できない。

Image: FDISK -IBM DOS 3.3

メモリマネージャー(QEMM)を入れる

QEMMをインストール。セットアップ画面がばっちり文字化けしているが、ファイルをコピーするところまでは問題なかった。

Image: QEMM 8.0J Setup

しかし、再起動するとQEMM386.SYSをロードしたところでフリーズした。これまでもVMwareではEMM386が動かなかったことから、EMSメモリ周りが絡んでいるはずだが、原因ははっきりとはわからない。とりあえずFDからDOSを起動して、QEMMのQSETUPコマンドを使ってDOS-UPやDPMIなどを無効にしていったところ、正常に動作するようになった。

Image: IBM PC DOS 3.3

日本語表示に対応させる

FONTN、DSPVV、CHEJを配置する。以下のようにファイルを書き換える。フォントファイルの作り方はこちらの方のサイトが参考になる。

FONTN.INI

[CODE]
F040 F0FC
[FONT
JPNHN16X.FNT
JPNHN19X.FNT
JPNZN16X.FNT

CONFIG.SYS

DEVICE=C:\QEMM\QEMM386.SYS BE:N
COUNTRY=001,437

AUTOEXEC.BAT

ECHO OFF
PATH C:\QEMM;C:\;
C:\J\FONTN\FONTNX /P=C:\J\FONT\
C:\J\CHEJ\CHEJ JP
C:\J\DSPVV\DSPVV HS=OFF
KEYB US 437
VER

PC DOS J3.3/Vと言ってもいいんじゃないだろうか。VMwareではEMSメモリは使えないものだと思っていたが、どうやらQEMMを使えばEMSメモリが使えるようだ。

Image: PC DOS J3.3/V

VZ Editorが日本語モードで起動した!日本語テキストファイルの読み込みも問題ない。

Image: VZ Editor DOS/V

今回はここまで。


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