Image: PC DOS 3.3をDOS/V(日本語)化する No.2

IBM PC DOS 3.3英語版をDOS/V(日本語)化する。IBM連文節変換プログラムや日本語MS-Windows 3.1を入れようとしたが、うまくいかなかった。

今回用意した市販ソフトウェア

  • IBM DOS J5.02/V - かな漢字変換にIBM連文節変換プログラムを使う。

今回用意したフリーソフト

  • PANSI - ANSI.SYS代用
  • DOSVER - DOSのバージョンをごまかす
  • ADDEV - コマンドでデバイスドライバを追加する

IBM連文節変換プログラムをインストールする

導入ディスケットのINSTALLコマンドが起動しないので、次のファイルを手動でコピーした。

  • IBMMKKV.EXE - DOS/V用連文節変換プログラム
  • $USRDICT.DCT- 個人別辞書
  • $MULTDCT.PRO- マルチ辞書用プロファイル
  • $IBMBASE.DCT - ベース辞書
  • $IBMZIPC.DCT - 郵便番号辞書
  • $IBMCNNC.DCT - 国名コード辞書
  • $FZKMKJL.DCT - 付属語学習辞書

DOSバージョンチェックに引っかかるので、DOSVERを使ってVersion 5.00を返すようにフェイクを仕組む。$IAS.SYSはCHEJやDOSVERより後の段階で組み込む必要があるので、ADDEVを使った。CONFIG.SYS、AUTOEXEC.BATは次のようにした。

CONFIG.SYS

FILES=30
DEVICE=C:\QEMM\QEMM386.SYS BE:N
DEVICE=C:\J\DOSVER\DOSVER.EXE
COUNTRY=001,437

AUTOEXEC.BAT

ECHO OFF
PATH C:\QEMM;C:\;
C:\J\FONTN\FONTNX /P=C:\J\FONT\
C:\J\CHEJ\CHEJ JP
C:\J\DSPVV\DSPVV HS=OFF
C:\J\PANSI\PANSI
DOSVER 5.00
KEYB US 437
C:\J\ADDEV\ADDDEV +C:\J\$IAS.SYS /R=1 /K=US
C:\J\IBMMKKV /M=S /Z=4 /C /S=C:\MULTDICT.PRO
VER

これにて連文節変換プログラムを組み込むことに成功したが。

Image: 連文節変換プログラム V5.02 -IBM DOS 3.3

カナ入力までは問題ないものの、変換して確定すると先頭の1文字が文字化けしてしまう。

Image: JED - PC DOS 3.3

単漢字変換も同じように文字化けするので、$IAS.SYSかDOSシステムの問題だと思う。残念ながらATOK/WX/VJEは持っていないので、他のかな漢字変換プログラムが使えるかどうかはわからなかった。

日本語MS-Windows 3.1をインストールする

結果から言えば、日本語MS-Windows 3.1はインストールできなかった。英語版Windows 3.1の必要環境がMS-DOS 3.1以降なので日本語版でもいけそうだと思ったのだが、そもそも英語DOSでは無理っぽい。

SETUPコマンドを実行すると「You cannot Install Windows 3.1 on English mode.Try on Japanese mode.」というメッセージが表示される。ディスプレイドライバーを変えたりBILING.SYSを入れたりしてみたが、解決できなかった。DOS 3.3以前ではDBCSベクターがセットされないことが問題?最終手段として、SETUP.EXEを解析してバイナリを改変しバージョンチェックを削除した。

SETUP.EXEのオフセットアドレス0xE760付近にある4箇所のshort JMP(EB xx)をNOP(90)で埋める。

Image: SETUP.EXE  - PC DOS 3.3

これでバージョンチェックは回避したものの、今度はSETUP.INFを読み込む段階で「SETUP.INFが壊れている」というメッセージが出て、セットアップが起動しなかった。

まあWindows日本語版をインストールできなかったことはいいのだが、日本語入力ができないのはきつい。結構いい線まで行っていると思ったのになあ。もう懲りたのでこれ以上手を付けるつもりはないw


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