Image: PC DOS 3.3をDOS/V(日本語)化する No.3

IBM PC DOS 3.3(英語版)で日本語MS-Windows 3.1を動かす。

今回用意した市販ソフトウェア

  • 日本語Microsoft Windows V3.1(IBM版) - IBM版は多くの他社製ディスプレイドライバーがそのままではインストールできないので不便。でもこれしか持っていないので、仕方なく使っている。一方でMicrosoft版とは違って今でもアップデータ(PTF 3.10F)がダウンロードできる状態にあることはありがたい。

今回用意したフリーソフト

  • DISPV - $DISP.SYS互換ディスプレイドライバー
  • BILING - BILING.SYS代用

構成ファイル

先日のSETUP.EXEバージョンチェックを回避するためのバイナリ書き換え以外には特別なことはしていないのだが、いろいろドライバを入れ替えしているうちにWindowsセットアップが起動するようになってしまった。一応その時のCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを上げておくが、これで動作するという保証はできない。

CONFIG.SYS

FILES=30
DEVICE=C:\QEMM\QEMM386.SYS BE:N
DEVICE=C:\J\DOSVER\DOSVER.EXE
COUNTRY=001,437

AUTOEXEC.BAT

ECHO OFF
PATH C:\QEMM;C:\;
C:\J\FONTN\FONTNX /P=C:\J\FONT\
C:\J\CHEJ\CHEJ JP
C:\J\DISPV\VESAPAT /JP
C:\J\DISPV\DISPV HS=OFF
C:\J\BILIN\BILING
C:\J\PANSI\PANSI
DOSVER 5.00
KEYB US 437
C:\J\ADDEV\ADDDEV +C:\J\$IAS.SYS /R=1 /K=US
C:\J\IBMMKKV /M=S /Z=4 /C /S=C:\MULTDICT.PRO
VER

日本語ファイル名の作成を回避

Windowsセットアップを実行する前にSETUP.INFのプログラムグループ名に関する情報を変えておく必要がある。標準だとメイン、アクセサリ、日本語入力、ゲームの4つのグループが作成されるが、セットアップ時にアイコン登録情報がグループ名の先頭8バイト分をファイル名としたファイルに保存される。つまり、メイン.GRP、アクセサ.GRP、日本語入.GRP、ゲーム.GRPというファイルが作成される。英語DOSでDBCSを含むファイル名を使用すると最悪ファイルシステムが壊れるので、これはまずい。

SETUP.INFのprogram.groupセクションを次のように適当な英語名で書き換える。

; This section is for new install.
[progman.groups]
group3=Main,1
group4=Accessories
group5=Games
group1=StartUp
group8=JapaneseInput

グループ名を元の日本語の名前にしたい場合は、セットアップが完了してからWindows上でグループ・アイコンを登録し直す。

Windowsセットアップ

SETUP.EXEを実行するとSETUP.INFのエラーは出なかったが、なぜかSUBSTコマンドが使われているという警告メッセージが表示された。

Image: Windowsセットアップ

さすがにハードディスクの容量が少なくてきちきち。

Image: スワップファイルの設定

WIndowsを起動すると「エラー: このバージョンのMS-DOSはサポートされていません。」というメッセージが出てそのまま終了してしまう。もちろんDOSVERでバージョンを5.00に偽装している状態で、このメッセージが出てしまう。

特に考えもせずにWIN /Sを実行してWindowsをスタンダードモードで起動させたら、特にエラーもなく起動できた。動作が遅いのであまり実用的ではないが。(というかそもそもDOS3.3でWin3.1を動かすこと自体イレギュラーw)

Image: Windows 3.1J Standard mode on PC DOS 3.3

ちなみに、DOSVERを外した状態でもスタンダードモードのWindows 3.1は起動できた。DOSバージョン3.0以降であれば動くらしい。SETUP.EXEはDOSバージョン5.0以降でないと動かないことは確かだが。

ここまでしてしまうと、完全にディープなオタクの領域に入ってしまったなぁw


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